陽助さんの部屋

鉄拳/ラス仁・花仁・真仁 はた細/白キラ・ヘルキラ

バサガム。風邪

また小話が浮かんだので書き散らします。うへへ(≧艸≦*)

「ゴホッゴホッ。」

熱が上がってきたのか、だるい体を引きずって

薬箱へと歩を進める。

確か、あったはずと風邪薬の箱を取りに行く。

が、薬を発見した所で、意識が無くなる。

ばたりと倒れてしまうガムリン。

そこへ、借りていた本を返そうとやって来るバサラ。

具合が悪いと言っていたので、コーヒー一杯飲んだら

帰ろうと思いつつ、呼び鈴を鳴らす。

返事が無い。

仕方ないと、貰っていた合鍵を取り出すと中へ入る。

「おい?!なんでそんなところで寝てんだよ!!」

倒れてるガムリンを見て焦るバサラ。

床に転がる風邪薬を見て、力尽きたのだと察すると

ガムリンを抱き上げ、ベッドに運ぶ。

「あちい!なんでこんなに熱があんだよ?!!」

冷蔵庫へ行き、氷を取り出そうとすると

良い大きさの保冷剤を見つけ、掛けてあったタオルで

巻いて、ガムリンの頭と首の間に敷いてやった。

「あとは…。」

ガサガサと、タオルの保管場所を探して見つけ出し

汗を拭ってやった。

「デコも冷やした方がいいか。」

台所へ向かうバサラ。

「う…。」

ガムリンの意識が戻る。

「ここは……?」

意識が朦朧としていた。

首の裏がひんやりしているのがなんとなくわかる。

「気持ちいい……。」

台所からバサラが戻ってくる。

「たくっ、こんなんなるまで自分でどうにかしようなんて。」

「バ…サ…ラ?」

「あ?起きたのか?」

起き上がろうとするガムリン。

「ばかやろう、寝てろよ!」

押さえつけるバサラ。

「本返しにきたら、ぶっ倒れてるから驚いたぜ。」

「ああ…すまん。」

「ほらよ。」

額に濡らして絞ったタオルを置く。

グッと、額に押し当てると気持ち良さそうに目をつむるガムリン。

そのまま手を頬に当てる。まだ熱い。

ガムリンが手にすり寄ってくる。

「?」

「冷たくて気持ちが良いな………。」

弱ったガムリンが、自分に甘えているような感じがして

なんとなく嬉しくなるバサラ。

「オレが来て良かっただろ?」

「ああ…助かった。」

「オレが居るうちは安心して眠れ。」

「ああ…。」

朦朧とした意識の中、バサラの声を聞いて安堵すると

また意識を失う様に眠るガムリン。

熱くなった額のタオルを取ると、

「いつも気ィ張ってやがんだな。」

まじまじと顔を見て

「こんな顔もするんだな。ふふっ」

安心しきって眠る姿に笑みが溢れる。

「さてと。」

タオルを濡らし直して額に乗せ、立ち上がろうとすると

「ん?」

タンクトップの裾をガムリンが握りしめている。

立ち上がれない。

「なんだよ。。。」

引きはがすのも可愛そうな気になって

ズボンの尻のポケットに入れた本を取り出し

「また、読むか。」

と、座り直すバサラなのであった。

小話終わり。

普通の話ですみません。。。

やまなしおちなしいみなし。。。。