陽助さんの部屋

鉄拳/ラス仁・花仁・真仁 はた細/白キラ・ヘルキラ

バサガム「溜」

軍務に終れてもう何日が経っただろう。

航行中の辺域惑星に調査に行ったり、市長の警護をしたり…。

自分の時間など無かった。

今日は久しぶりの休暇。

ゆっくり寝て起きて、コーヒーを飲みながら本でも読んで過ごそうかと

思っていたが、なんだか体が熱っぽい。

疲れが溜まりすぎたか?

体を動かさないと、余計に具合が悪くなりそうな予感がしたので

出掛ける事にした。

なんとなしに、アクショへ来てしまった。

バサラはいるだろうか。

「バサラ〜、居るか?」

ドアをノックして声をかける。

「あ?開いてるぜ。」

バサラの声がする。居た。よかった。

ドアを開けて中に入ると、風呂上がりのバサラがいた。

「シャワー浴びてたのか?」

「ん?ああ。昨日は曲作りに夢中になっちまって入ってなかったからな。」

「……………。」

バサラから石けんの香りがしてくる。

それと、なにか違う香りもする。なんだろうか?いい香りだ…。

目の前が一瞬揺らぐ。

目眩か?首を振ってやり過ごす。

「なに、赤い顔してんの?」

「え?」

「熱でもあんのか?」

バサラの手が額に伸びてくる。

またあの香りだ。バサラの体臭なのか?

「ちょっと熱あんじゃねーの?大丈夫か?」

「大丈夫だ。どうってことない。」

「寝れば?ベッド空いてるぜ。オレはちょっと曲の〆を考えるからさ。」

「う……、うう。じゃあ、少し横にならせてもらうか。」

さっきから目眩が止まらない。

ラクラふわふわしてる。

はしごを上る時も手に力が入らない感じだった。

なんとかベッドに辿り着く。

薄い肌掛けをめくり中に潜り込む。

「!!」

あの香りが体中を包む様に香って来た。

なんだこれは!!!

一気に汗が噴き出す。体が硬直する。

バサラはタオル1枚腰に巻いた姿で、ギターをかかえ音をつま弾く。

「う、ううう。」

オレは唸っていた。

「?ガムリン??」

バサラが不審に思ったのかオレを見る。

「おいおい、大丈夫かよ。」

硬直してるオレにバサラが触れる。

ビリッと電気が走ったかのような感じの後に

甘い余韻が残る。

「あッ…………ッ。」

バサラが驚いた様にオレを見下ろしている。

「溜め過ぎなんじゃねーの、お前。」

溜め過ぎ?なにが?ストレス????

「しょーがねーな。よくこんなになるまでガマンしてたぜ。」

バサッと肌掛けをめくり上げると、ズボンを脱がしてくる。

「な、………やめろ………。」

「やめろじゃねーだろ、このままなんて無理だろうが。」

「あっ、ああんっ。」

下着も脱がされ露になったそこは、もう濡れて硬くなっていた。

バサラは指を這わすと、ぬめりを広げる様に上下にさすった。

「いッ!!ああっつ!!」

腰が跳ねる。少しの刺激で全身に電気が走り、腰に甘い痺れが残る。

「出そうなら、さっさと出しちまえよ……。」

バサラの声に艶めいたものが混じるが、オレはそれどころでは

なかった。

バサラは、オレの分身だけでなく、体中触れて来た。

唇でだったり、舌でだったり、指でだったり。

その度に、腰が跳ね、ブルブルと震える。

もう弾けそうなのに、なかなか達せない。甘い余韻だけが

全身に残る。

「………ったく、こりゃ、どうしようもねーな………。」

足を高く持ち上げられ、股間が露になる。

左手で分身を擦り上げ、右手で尻の谷間を探る。

「なんにもねーな………。仕方ねぇ。」

バサラは右手の人差し指と中指を舐め上げると

涎をすぼみに垂らして、濡らした指を挿れてきた。

「ん!!!んんんんん!!!!」

体がのけぞる。感じた事の無い快感が腰骨を伝って脳に達する。

勢い良く、白いものが分身から発射された。

「はぁはぁはぁ………。」

オレは荒く息を吐きながら、脱力していた。

バサラは名残惜しそうに、尻の谷間をティッシュで拭いてくれていた。

「お前さあ、週に1回くらい、自分で抜いとけよな。」

「…………………//////////……………。」

忙し過ぎて自慰する気力もなかった。考えもしなかった。

その結果、溜まりすぎたらしい。

「オレにして欲しいってんなら、まぁ考えてやってもいいけど。」

丸めたティッシュをゴミ箱に投げるとバサラが言った。

「でも、オレも男だかんな、いつ自分もしたくなるかわからねぇ

 それでもいいってんなら、また来いよ。」

「………あり……がとう…。」

「あ?礼なんていらねーよ。」

「少し……寝てもいいか?」

「寝ろ寝ろ。寝たらスッキリするぜ。」

バサラは何事もなかったのように、ジーパンを穿くと

ギターを手に取り弾き始める。

オレはバサラのギターの音を子守唄に眠った。

付合う前の話。友情状態の時。

バサラはもう片想いしてる。そんな時のお話。