まあいっか

鉄拳/ラス仁・花仁・真仁 呪術/五夏 主に思ったことを書く

すぐるのこころ

「強くなってよ、僕に置いていかれないように・・・」

 

私は切り捨てられたのか・・・

最強の友として並び立てなくなったから

いや、悟は怒っているのだな

私に・・・私の行動にずっと

 

「お前は俺の唯一無二の親友だよ」

 

最期に聞いた言葉

素直に喜んでいいんだろうか

許してくれている訳ではなさそうだ

 

死後、悟の側を浮遊していた

ショックな言葉も聞いたが

思考することはできなかった

今、体が復活して乗っ取られてはいるが

思考ができるようになった

浮遊することはできない

この羂索という存在に縛られている

 

「また・・・五条悟のことを考えているのか」

「飽きないねぇ」

思考を押し潰してくる

膨大な情報を持った存在

私も色々知ってしまった

私の呪霊躁術もこの時代のピースとして必要だったということを

まだまだこの力にも伸び代があったことを

なぜあの時自分の能力をここまでだと思い込んでいたのか

悟には及ばないと思っていたのか

力の使い方次第だったのだ

悟に並ぶことはできなくても

次に立てる力はあった

生き急ぎすぎた

そう後悔する気持ちが思考できることによって生まれた

「ククク・・・後悔してるのか」

「私の知識を取り入れたらまた生きてみたいと思うだろうね」

「私が抜け出た後、復活させてあげるのも面白いかもしれない」

「でもそれは私のやりたい事をやってからだな」

期待はしていない

体を乗り換えたら捨て置かれるくらいはわかっている

しかしこの羂索という存在には私の力は使い勝手が良いようだ

悟が封印された今

呪霊と共に行動するにはこの力は遺憾無く発揮される

「五条悟に会いたいかい?」

「いいのだよ会いに行っても」

獄門疆の中にいる悟にどう会えというのか

「意識だけなら会えるのではないか?」

お前に縛られているのだ自由に動けるものでもない

「体があるとダメなのか」

そういう事らしい

「不憫だねぇ」

羂索という存在は私の心の内を全て把握している

悟への想いも知っているのだ

「焦がれるような想いなんて久しいからね」

「感じられて嬉しかったよ」

うるさい

「じゃあ黙るといいよ」

・・・・・

「この夏油傑という男若くなかったら手こずっていたかもしれないな」

「体が簡単に手に入ったのは時代がそういう流れになっているということか」

「私の想いも遂げられる日が近いのかもしれんな」

 

悟・・・お前の理想の世界になって欲しかった

 

 

 

 

生得領域ではけんちゃんと傑が並んで会話してたりするのかな?

と思って書いてみました

生得領域ではなくて普通に心の中で会話してるだけですが

ここまで読んでくださりありがとうございました~😊