まあいっか

鉄拳/ラス仁・花仁・真仁 呪術/五夏 主に思ったことを書く

レイとステファンとアキコ。

今が一番いい。

親友達と仲良くやっている今が一番…。

「アキコはお前が好きなんだ。きっと。」

ステファンが言った。

ステファンはずっとアキコの事を気にしていた。

「そんなことはないさ。」

落ち込むステファンにそう答える。

オレはステファンの事が好きだ。

身も心もステファンを欲している。

だが伝える事はしない。

今まで通り、何事もなかったように付合ってる。

アキコは、オレに想いを寄せているらしい。

最近の態度の変化にとまどっている。

なんで、こうなるんだ…。

久々の休暇、軍の保養施設のロッジで3人で過ごした。

ステファンは、いつにも増して上機嫌で一緒に居て嬉しかった。

ステファンとアキコを残して、オレは外で飲んでいた。

「寝ちゃったわ。」

「そうか…。」

「レイ…。」

やばい。アキコとは二人きりにならないように避けて来た。

が、今は二人きり。

面倒な事にならないか、嫌な気分になって、酒を一口飲んだ。

「私、ステファンに告白したわ。」

「…………。」

「なにも言ってくれないのね。」

嫌な予感がする。

「レイは、私の事気がついてるのに何も言ってくれないのね!」

泣いている。

泣きたいのはこっちだ。

が、腹も立っている。

オレへの当てつけにステファンの気持ちを弄ぶ様な事になっている

としたらと思うと腹が立つ。

が、片想いしているアキコの気持ちもわからなくもない。

オレもそうだ。

色んな感情を押し殺す様に酒をあおった。

夕日が目に滲みた。

ゼントラーディーの残党への交戦命令が下った。

オレは複雑な想いのまま戦闘に向かった。

ステファンの事、アキコの事、

ぐちゃぐちゃな感情に戦闘の興奮が混じり

何も考えられなくなっていた。

ただ真っ直ぐ敵に突っ込んでいた。

なにも気がつかないまま敵に囲まれ、破れかぶれに攻撃を

繰り返していた。

致命的な一撃がオレの死角から迫っていた。

冷静だったステファンが気づく。

オレと敵との間に入る。

無茶苦茶になっていたオレは気がつかない。

死角へと向き直った瞬間

信じられない光景が映る。

ステファンの機体とステファンが飛び散る。

「ステファーーーーーーーーン!!!!!」

真っ白になる。

バラバラになった機体が自分の機体にぶつかる。

敵が攻めてくる。

味方の増援がやってきて、敵が砕ける。

動けなかった。

ただ泣き叫ぶ事しか出来なかった。

弔砲が響く。

泣いているアキコ。

敬礼している仲間達。

オレは、側に行けなかった。

着の身着のまま、行く当ても無くただふらふらと

彷徨った。

掴んでポケットにねじ込んだ金で酒を買い

自分を殺す様に飲み続けた。

希望に出逢うまで、ずっと…。

おわり

上手く書けなーい!!!!

うおーーーーー\(TдT)/

でも、レイのお話はずっと書きたかったので

書いてスッキリ。

今度は、希望に出逢った、レイの話が書きたいな。